TECHSCORE BLOGをリニューアルしてから早いもので1年が経ちました。この記事では1年間の活動を振り返り、特にやってきたこと・良かったことについて紹介します。
趣味はけん玉とカメラです。最近はミラーレスカメラでの動画撮影に取り組みつつあります。
執筆者のサポートを充実させる
リニューアル以前は基本的に執筆に関して、執筆者で記事の内容からスケジュール管理まで行う必要があり、負担が大きいものでした。そこで、リニューアル後は体制を新たにして運営チームが積極的に執筆に関与するようにしました。具体的には以下のようにワークフローや資料を作成しました。
- 執筆前の打ち合わせから公開までのワークフロー
- スケジュール管理や記事内容のすりあわせのテンプレート
- レビュー方法の整理
- 記事の方向性や大まかなフォーマット
よりよい執筆体制が組めるよう記事ごとに試行錯誤しています。
年間23本公開した
月2本を目標としており、結果年間で23本の記事を公開できました。この数字は他社のテックブログやリニューアル前と比較すると決して多い数ではありませんが、できるだけコンスタントに公開できるようにしようと立てた目標です。実際やってみると今の体制では月に2本公開していくのが精一杯という感じでした。運営チームのメンバーはみな兼務で、特定の担当者に偏りがちでもあり運営の業務はけっこう難しいなと改めて認識しました。
記事のスタイルがなんとなくできてきた
1年を通してやってきた中で「こういう記事の書き方が良さそう」というのが見えてきました。
記事を書く前に、執筆者と運営のチームで認識合わせのためにミーティングを必ず行うようにしています。記事を書いてもらってから、書いて欲しかったこと書きたかったことが食い違わないようにするためです。その際、具体的なアドバイスとして「ポジティブな表現を心がけましょう」ということを強調しています。特に何かのテーマで振り返りを行うような記事だと「こうすれば良かった…ここは失敗だった…」といったネガティブな表現になりがちなためです。(この記事もそういうつもりで書いています!)
また記事の冒頭にある自己紹介欄も、執筆者の人となりを知ってもらえればということで設けることにしました。記述は強制的ではありませんが、いまのところ皆さん何かしら書いてもらっています。記事を書いた人のバックグラウンドがちょっとでもわかれば、記事に親しみが持てるのではないかと思います。
いろんな人との関わり
リニューアルしてからは会社のテックブログというスタンスで活動できたため、製品の機能のリリース、開発プロジェクト、チームの取り組み、自社の研修などを記事として取り上げることができました。それらの執筆やレビューなど含めて社内では約30人に関わってもらいました。弊社だけではなくクロノス様(技術研修)やアマナ様(OPTMS CONTENTS)、イルグルム様(エンジニア交換留学)には記事のレビューを行っていただきました。
運営チームではエンジニア以外の参加があり、その観点から企画やレビューの幅や質が向上したと感じました。
テレワークでミーティングがスムーズになった
テレワークによって会議室を押さえる手間がなくなり、東京・大阪での拠点間のギャップや、部署間のギャップを意識せずコミュニケーションがとれるようになりました。意図してそうなったわけではありませんが、ミーティングがスムーズになったと感じます。
今後に向けて
1年間やってきましたが、昨年末はアドベントカレンダーを実施しなかったり、もうちょっと突っ込んだ技術の紹介をするような記事が出せなかったりと課題はあります。とはいえ、まずは長く続けていけるよう自分たちのペースでやっていこうと思います。