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クラウドCRMを提供するシナジーマーケティングのエンジニアブログです。

副業のハードルがぐっと下がる、グループ会社のスペースエンジンで副業をはじめました

2020年11月から株式会社スペースエンジンで副業をしています。この記事では、副業を始めたきっかけやそこで得た気付きを紹介します。 

西岡 壮太郎(ニシオカ ソウタロウ)
2018年10月入社のフロントエンドエンジニア。
ReactやReact Nativeでの実装を担当しています。

筋肉系エンジニアを目指して、大阪⇔東京間を自転車で移動したり、週4回の筋トレをしたりしています。

トライアルへの参加をきっかけに副業開始

シナジーマーケティング(以下シナジー)では、社員の成長やチャレンジを後押ししたいという思いから、2021年3月に副業をオープン化しました。それに先立って、ペイフォワードグループ内での副業トライアルが実施されました。

私は2020年11月より、その副業トライアルのメンバーとして株式会社スペースエンジンが提供するサービス orosy(オロシー) の実装に参加しました。 orosyは、D2C・オンラインブランドに特化したB2Bの卸仕入れマーケットプレイスです。

フロントエンドエンジニアの募集でしたが、必須スキル(Nuxt.jsの利用経験)に対してマッチはしていなかったので、迷惑にならないか技術的な不安がありました。その不安を解消するために、カジュアル面談を組んでいただいて、スキルのマッチも含めてのトライアルという形で参加しました。

副業トライアルから現在まで

副業トライアル

副業トライアル時点では、いくつかのルールが設定されていました。

  1. 期間は1ヶ月間
  2. 月の作業時間は20時間まで
  3. シナジーの業務時間として業務にあたる

副業を実施する事での本業(シナジー業務)への影響や、技術的な不安の解消を目的としてのトライアルのため、シナジーの業務時間としてスペースエンジンの業務に参加しました。そのため、シナジーの業務が終わった後に残業のような形で副業を行うイメージが近いかもしれません。

スペースエンジンでは、主にNuxt.jsを使ったレイアウト調整などorosyのフロントまわりの修正を行いました。 シナジーでの業務ではReactを利用しているため、一日の終わりの良い頭のストレッチになったことを覚えています。

現在

2021年1月から正式な業務委託契約を結び、スペースエンジンからお給料をいただいて開発に従事しています。 トライアル時のようなルール設定は無く、働き過ぎによる影響をシナジーの業務に与えないという約束ごとがあるのみです。ですので、グループ会社間での副業という実感は少ないですが、タスク管理の手法や技術面などの共有やこの記事のようなコラボレーションを行う事ができています。

6ヶ月間の気付き

2020年11月からの副業トライアル、2021年1月からの正式な副業の開始から半年過ぎて、良かった事、シナジーに持って帰りたいものについて挙げていきます。

グループ内副業のハードルの低さ

1つ目は副業を開始するまでの、心理的、工数的ハードルの低さです。 個人で副業を開始するためには以下のような手順が必要であり、私は副業に興味があったものの、実際に副業を始めるまでには至りませんでした。

  1. 応募する募集企業の選定。
  2. 企業への応募、面接。不採用の場合はこれを繰り返す。
  3. 業務開始と実業務とのスキルマッチの確認。

副業トライアルでは、グループ内企業からの募集という心理的ハードルの低さや、1ヶ月間のトライアル参加でのスキルマッチの確認など、上記のハードルが無くなった感覚に近いものがありました。 この機会が無ければきっと今も副業を始めていなかったと思います。

業務時間の自由度

2つ目は業務時間の自由度です。 他社の副業募集を見てみると、最低週16時間の稼働時間が必要な場合が多く、生活スタイルによっては時間確保ができない場合も多いでしょう。 私も最初は月30〜40時間程度の稼働ができると考えていましたが、今現在では月15〜20時間程度の稼働しかできていません。 とはいえ、もっと働きたい希望もあるため自身の時間の使い方の反省が続いています…

という風に、働きたい時は働けるし、働けない時は少ない稼働時間でOKと、とても自由な働き方をさせてもらっていると感じています。

チケットの切り方

最後に担当タスクの工数の小ささです。 スペースエンジンでの副業を始める前までは、「副業先のプロジェクトに関わる=とても大きな仕事を任される」という先入観がありました。しかし実際はボタンのデザイン改修からInstagramとの連携など、自身の裁量や技術レベルに合わせての業務が行えています。

この様な自身の状況にあわせたタスクを選択できることによって、前項の副業トライアルや現在の月20時間稼働が実現できています。 これは、得意な領域や複数プロダクトでメンバーが活躍するために、シナジーでの業務でも改めてタスクの細分化について考えさせられる内容でした。

まとめ

副業を始めてみて

副業トライアルから、現在に至るまでを振り返りました。 この記事を書く前は「思っていたより副業ってハードル高くない」と、ざっくりとした感想しか持っていませんでしたが、記事を書きながら現在の働き方、トライアルの受け入れを振り返ると、スペースエンジンにはとても良い機会と環境を提供してもらっていると感じます。

最後に、スペースエンジンの代表でエンジニアの責任者である野口さんからコメントをいただいていますので、是非ご覧ください。

スペースエンジン代表 野口さんから

副業が両者にとってうまく機能するためには「互いの“副業への慣れ度合い”の把握」と「期待値をのすり合わせ」が非常に重要です。

そのため稼働時間が短い、スキルに不安があること自体は問題ではありません。それを副業先へはっきりと伝えましょう。 そして会社と副業者が、それぞれ達成したいこと、稼働時間、スキルから両者とって良い経験になるように務めることができれば無理のないパートナーシップを構築することができると思います。

orosyは新たな資金調達を終え、メンバーの採用を開始していますので、転職を検討されているご友人がいらっしゃれば是非ご一報ください。

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