シナジーマーケティングでは8月下旬から9月上旬にかけて、技術系学生を対象としたインターンシップを実施しました。 今年は新型コロナウイルスの影響もありましたが、感染防止対策のもとオフラインでの開催となりました。
インターンシップでは当社のサービスである Synergy! の API 機能を利用して、データの可視化やメール配信機能を実装したアプリケーションを作成する体験をしてもらいました。
この記事を通じて、当社のインターンシップについて知ってもらえたら嬉しいです。
今回のインターンシップでは企画と受け入れを担当しました。
趣味はダンスで、一時期はプロダンサーを目指していた程ダンスが好きです。
最近は健康を気遣って、トマトジュースを毎朝飲んでいます。
目的
今回のインターンシップを企画するにあたって、以下の3つの目的を定めました。
- 社内の雰囲気を味わってもらう
- 手を動かしてものをつくる体験をしてもらう
- 当社で働くことをイメージしてもらう
参加する学生の皆さんには実際に大阪本社に来てもらい、普段私たちが業務をしている席のそばで実習に取り組んでもらいました。
概要
インターンシップの開催日程は以下になっており、第1回・第2回それぞれ2名ずつ受け入れました。
- 第1回:2020/08/24(月) 〜 2020/08/28(金)
- 第2回:2020/09/08(火) 〜 2020/09/11(金)
- ※第2回は5日間の開催予定でしたが、台風の影響を考慮して1日短縮しました。
5日間のスケジュールはこちらです。
ほとんどの時間をアプリケーション開発にあてましたが、アプリケーション開発の前に、オリエンテーションとして、
- 自己紹介
- 社内設備の説明
- 実習内容の説明
を実施し、今回の開発に必要な前提知識として
- Web API
- Markdown
に関する技術講義を実施しました。
大まかなスケジュールは上記の通りですが、参加する学生の方々の要望を取り入れ、柔軟にスケジュール調整しながら実施しました。 また、参加者のみでミーティングを行いたいなどの要望があれば、参加者同士だけで話せる空間を用意したり、 個人開発ではなくチーム開発をしたいという意見があれば、チーム開発に切り替えたりなど、 スケジュールや進め方を固定するのではなく、インターン生の意見を取り入れながら実習を進めました。
実習内容
第1回
第1回目の内容は、Synergy! のデータベースAPI(DBAPI)を利用した顧客データ可視化アプリケーションです。
Google Colaboratory(Colab)上で Python を使って DBAPI にアクセスして顧客情報を取得し、NumPy や Matplotlib を使って、データ加工、データ可視化を行いました。 Colab の Forms 機能を使って、登録日や顧客年齢、性別などで可視化条件を絞り込む機能も実装しています。
なお、実習で使用した顧客データはダミーデータを使用しています。
システム構成と成果物はこちらです。 どちらも実際にインターン生が作成したものです。
第2回
第2回目の内容は、Synergy! のメールAPIを利用したメール配信および配信結果通知アプリケーションです。
自動化ツールである Zapier 上で Python を使ってメールAPIにアクセスして、メールの配信および配信結果や開封状況の取得を行います。 さらにその結果を Slackで 通知したり、Google スプレッドシートに出力したりします。 また、Google Chrome の拡張機能である Push by Zapier(フォーム形式で Zapier を実行できる機能)を用いてユーザーインターフェースを実装しました。
システム構成と成果物はこちらです。 どちらも実際にインターン生が作成したものです。
参加者の感想
今回参加してくれた学生の皆さんにアンケート・ヒアリングを実施しました。 そこでの感想を一部紹介します。
- スケジュールを柔軟に調整していただけたので、楽しくインターンシップを終えることができた。
- 実際に、社内に足を運ぶことで雰囲気を味わうことができた。
- この状況の中、最大限いろんな社員さんとの交流の機会を準備していただけてよかった。
- 社員の方々がとても親しみやすく、わからない部分をフランクに聞くことができた。
さいごに
今回のインターンシップでは、DBAPI / メールAPIといった当社の API を使用したアプリケーション開発を体験していただきました。 また、開発体験以外にも、社員の方々と交流する良い機会になったのではないかなと感じています。 コロナという状況もあり、オンラインでの開催も検討しましたが、インターン生からは、「オフライン開催のおかげで実際に働くイメージができた」、「社内の雰囲気を味わうことができた」といった意見をもらうことができたので、結果としてオフラインで開催して良かったと感じています。
次回以降のインターンシップでも、参加する皆さんにとって有意義な時間になるような企画にしようと考えていますので、是非参加してみてください!